東京都小金井市立前原小学校 研究協議会
先生同士の意見の見える化・ペーパーレス化で効率的な研究会に!

生徒数
20名
指導者
 
教 科
プログラミング
単元名
研究協議会
ねらい
研究授業についての活発な意見交換

授業支援システム schoolTakt(スクールタクト)の利用は先生と生徒という教室内にとどまりません。今回は研究協議会での活用事例をご紹介します!

研究協議会というと、意見交換があまり活発に行われないという悩みを抱えている学校も多いのではないでしょうか。東京都小金井市立前原小学校ではそのような悩みを改善するために、意見交換のツールとして今回 schoolTakt を使用しました。協議会の対象となった授業は小学3年生のプログラミングの授業。研究協議会での議題は「新しい学び」です。科目自体目新しいこの授業が、「新しい学び」にどのように繋がっていくか、先生方はそれぞれ意見を出し合いました。

授業中のメモとして

授業が始まると、iPad を自分の机から取り出す児童たち。始めたのは、ビジュアルプログラミング言語のビスケット。すでに2年生のころから使っていたようで操作はお手のものです。楽しそうに自分の作品を作っていき、見学していた先生に操作方法を教えてくれる児童もいました。

次に児童たちが注目したのは先生が流す一本の動画。部屋の中を動き回っている小さな丸い機械の動画です。映像だけをヒントに児童たちは、これは何をしていたの?どうやって動いていたの?といった疑問への答えを考えます。

児童が考え、話し合い、発表している間に、先生方は気づいたことや自分の意見を手持ちのタブレットにメモしていきます。この時にメモ帳として使っているのが schoolTakt の課題シートです。すでに今回の研究協議会が一つの授業として schoolTakt 上に登録され、その中に先生が生徒として登録されているので、生徒が課題に取り組むように先生も課題シートに自分の意見を書き込むだけですでに他の先生にも共有されている状態になっています。

他の先生がどれだけ書き込んでいるのかがひと目で分かるので、見られているという意識が自分への刺激にもなりますし、いろいろな着眼点を得ることが出来ます。

他の先生と意見を共有する

児童の元気の良い挨拶で研究授業は終わり、先生方は会議室へ。先生方はすでに自分の意見を schoolTakt の課題シートに書き上げているため、改めて誰かに提出するというようなことは必要ありません。共有された意見の中には

  • 「ビスケットを前にすると子どもたちは自然に自分たちで教え合い、学び合っている」
  • 「自動で動く機械は命令に従っているのだと分かっている児童がいて驚いた」
  • 「炊飯器などの単線型の機械を例に出しても良かったのでは?」
  • 「思考を深めるためには自分の考えを整理する時間と意見を交流する時間を分けた方がいいと感じた」
  • 「まとめの、説明する時は順序を考えて具体的に話すといった活動を日常生活にも生かせないものか?」

などの意見がたくさん書きこまれています。先生全員が発言して発表していたらそれだけで協議会が終わりそうな量です。

共有された意見をもとに議論をする

今回の議題は「新しい学び」。schoolTakt の課題シートで共有された意見をもとに、低学年・中学年・高学年担当の先生毎に班に別れ、他の先生方の意見に目と耳を傾け、自分の意見、そして班としての考えを深めていきました。話し合い中も手元のタブレットから他の先生の意見を参考にしたり、キーワードに印をつけたりする姿が見られました。

議論を進める中で、次の研究授業にも繋がる、一斉学習と協働学習の割合、探究心をどのように育てるか…といった多くの課題が提示されていきました。

今回共有された意見はあとからいつでも見返すことができます。また、連続した研究授業として課題シートを同じ授業内に入れておけば、あの時の書類どこにいったっけ…と探すこともなく、前回の議論をすぐに確認することもできます。

このように、授業だけではなく職員会議でも schoolTakt を使うことで、会議のペーパーレス化や意見の共有がしやすい環境を作ることができます。ぜひ一度試してみたいという場合は、お気軽にお問い合わせくださいませ!

最後に、プログラミングの授業の動画で用いられた機械は、ロボット掃除機 ルンバ のことでした!身近な機械を例にして、プログラミングについて考えさせると児童も興味を持ちやすいでしょう。