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小金井市立前原小学校校長の松田孝先生にインタビュー

2020年代「教育の情報化」を実現することを目標に、総務省では平成26年度より「先導的教育システム実証事業」を実施・展開してきました。フルクラウドモデル校における実証事業として、schoolTaktを導入して取り組みを始めている、東京都小金井市立前原小学校の松田孝校長に、schoolTaktの活用を定着するためのお話を伺います。

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公立小学校でのプログラミング教育を最前線で行う小金井市立前原小学校の松田孝校長。
主筆:小学校の『プログラミング授業』実況中継[教科別]2020年から必修のプログラミング教育はこうなる

ー 導入したきっかけを教えてください。

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松田孝校長
1つの課題に対して、子どもたちは多様な考えをもつので、その考えを共有したいためです。
課題解決に向かって、多様な意見や視点を共有したり、ディスカッションすると、自分の考えも深まります。
それは、アナログの手法だけであると限界があります。
今までは、子どもたちの考えを共有するのは、授業中は発言やそれを黒板で書くことで共有していたり、感想を集めて先生がペーパーに書き起こして、子どもたち同士の考えを共有していました。
そのため、非常に時間もかかるし、手間がかかり大変な作業です。
さらに、音声のやり取りでは消えてしまいますが、視覚として残してあげたいですね。

ー 色々な授業支援ソフトがある中で、schoolTaktを選ばれた理由を教えてください。

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松田孝校長
技術的に子どもたちが端末に表現したことがリアルタイムで、schoolTaktに反映することが一番の理由ですね。
子どもたちの考えを共有する上で、コメント機能など含めschoolTaktが優れています。
今までは、自分の意見をノートに書いたら待つしかないですが、schoolTaktを活用することで、他の子どもの意見を閲覧でき、コメントも書けるのはお互いの学びに繋がります。
また発言マップは、授業の振り返りとして、誰が授業の中心で動いているか分かるので良いです。

ー 先生に活用してもらえるようにどんな工夫をしましたか?

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松田孝校長
まず、全部私自身が試し全体像を理解した上で、先生方に説明する前に自分が使っているところを見せました。その後、誰かが授業で使っているのを見せると先生同士で広まりましたね。
さらに、校内研修では使うようにしています。一度使うと、操作方法も分かり慣れてくるので、「良いじゃん」と思ってもらえ、使うようになります。
校内研修の先生たちの協議にも、使ってもらっていて操作方法や機能を都度教えて、慣れさせています。最終的には、慣れですからね。
先生方が使うか否かは、操作方法に慣れさせハードルをいかに下げるかが問題です。
使うきっかけと使える環境を作ってあげれば、先生たち同士でコミュニケーションをとり使ってくれるようになりますよ。

ー 子どもの授業への取り組む姿勢はどのように変わりましたか?

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松田孝校長
子どもの授業態度は、自分の考えが表出されたので、緊張感を持って取り組むようになってきているように思います。
ただし、1つ課題が浮き彫りになりました。
子どもたちの考えを表出させたいのですが、文字入力が上手くできないのでタイピングの訓練が必要ということです。全ての子どもがタイピングができるようになるために環境を整えている最中です。

ー ネット環境やタブレットの準備などトラブルの時の対応は、どうしていますか?

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松田孝校長
まず、どういう状況でトラブルがあるのか確認します。自分たちの環境とICT状況を見極めて、どう使っていくか考え、都度対応するしかないですね。

ー 今後schoolTaktを使って何かチャレンジしたいことはありますか?

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松田孝校長
ポートフォリオ機能です。学習履歴を残したいです。単元毎に感想を残し、その感想を子どもたち自身が見直し、自分でメタ認知ができるようにしたいと考えています。各々の子どもが、どんなキーワードを使っているのか言語分析できれば面白いと思います。

ー ありがとうございました!

松田孝校長が自ら動き、先生方にschoolTaktを触ってもらうきっかけと環境を整えることにより、先生方はschoolTaktの操作に慣れ、使用することが当たり前になってきているのだなと感じました。