新型コロナウィルスの影響で全国的に休校となっている中、既にスクールタクトを活用し「まなびをとめない」実践をしている先生方の事例をご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、スクールタクトを使って休校中に読んだ本をオススメし合う実践事例です!
物語や説明文を読み、次の手順でスクールタクトに自分の考えをまとめています。
① あらすじやおすすめするポイントを記入
② learner profileやkey conceptsを用いて分析する
showモードを使い、お互いにいいねやコメントを出来るようにもして、お互いの回答から学び合う設計にもなっていることも窺えます。
なお、learner profileやkey conceptsはインターナショナルバカロレアの考え方に則って各教科の授業に組み込んでいるそうです。
休校対策5:スクールタクトでお互いに「オススメの本」を紹介!
五木田 洋平先生
五木田 洋平先生のコメント
learner profileとは目指すべき10の学習者像のことです。探究する人、知識のある人、思いやりのある人、信念を持つ人など、生涯学習者にとって必要な人格を提示しています。
この実践では登場人物はどのような人なのかをlearner profileと紐付け、子ども達に人物像をイメージするようにしました。
key conceptsとは物事を考える際に使う8つの観点・視点です。
Functionであれば役割や機能、Changeであれば変化、Connectionであればつながりや相互の関係といったように一つの物を見ても様々な見方ができます。この実践を通して登場人物や起こった出来事を様々な見方で捉えられるようになればいいなと思っています。
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