「すがたをかえる大豆」を全7時間で行いました。
1〜2時間目では、学習計画の立案や初読後の感想記入を行っています。3〜6時では、文章を「初め」「中」「終わり」の3区分に分け、各まとまりで「筆者の説明の工夫を捉える」活動を行いました。最後の7時には、「筆者の説明の工夫をまとめる」活動を行いました。

本事例は第4時の「『中』のまとまり」を読む学習です。この時間は、「『中』のまとまりで中心となる文や段落ごとの内容、さらに写真との関係を叙述を基に捉えられる」ことをねらいとしました。

〈導入〉

・前時に書いた振り返りをテレビに映し、「振り返りAI分析」を用いて全体で共有します。分析結果がよい(線が多く引かれていたり、点数が多かったりする)児童を称揚したり、前時で押さえた内容や筆者の説明の工夫を、全体で確認したりしました。

〈展開〉

・どのようなことが書かれているか(内容知)を確認すると共に、「筆者の説明の工夫」(方法知)を考えました。今回は、ワークシートを用意し、児童はワークシートに線を引いたり、メモをしたりしました。

〈まとめ〉

・本時の学習内容をまとめ、板書に位置付けました。
・振り返り活動では、振り返りを書けた児童は「振り返りAI分析」を活用して、自分の振り返りを確認しました。分析範囲を「先生と生徒全員」にしておくことにより、友達の分析結果を参考にして、より良い文章に書き直す児童もいました。