自分の学びをコントロールしてチームで自己調整能力を育む

まず、基本問題を全体で解きます。この段階では、黒板とノートを使ったアナログな手法で進めます。

活動中、ほかのグループと協力することもあります。その際は、共同閲覧または共同編集モードに切り替えます。

各グループの進捗状況を見ながら、全体共有の時間へと移行します。スクールタクトの画面で解答を作成したグループが発表する際は、実際にキャンバスを操作しながら説明します。聞き手の児童は、手元のタブレットでその操作をリアルタイムで見ながら発表を聞きます。

授業の最後に、学習の振り返りを児童がスクールタクトに記入します。以下の観点を示すことで、児童が自身の学びを振り返りやすくしています。

文章を記入した後、児童は自ら「振り返りAI分析」を活用し、客観的なフィードバックを元に自身の記述をさらに深めます。

ミニレッスンの内容を踏まえ、児童は一人ひとり、今日のめあてを立て、スクールタクトに入力します。 ミニレッスンの内容が難しかった児童は「もう一度先生や友達に聞きながら、ミニレッスンの内容を学び直す」といった復習のめあてを立てるよう促し、逆に理解が進んでいる児童には、次の単元や発展内容に関するめあてを立てるよう促します。

キャンバスを共同閲覧モードに設定しておくことで、児童は友達がどんなめあてを立てているかを確認でき、協働的な学びに繋がります。

教員は児童一人ひとりのめあてを確認し、机間指導に活かします。その際、めあてと活動内容が完全に一致していなくても、学びに向かう姿勢を尊重します。

各自のめあてに向かって、「誰と」「どこで」「どのように」「何を使って」学ぶかを児童自身が考え、20分間の学習タイムが始まります。 あらかじめスクールタクトに「ドリル・動画置き場」という単元を作成しておき、ドリル教材のデータや解説動画のURLなどを掲載しておくことで、児童が「どのように」「何を使って」学ぶかの選択肢を広げます。

授業の最後に、学習の振り返りを児童がスクールタクトに記入します。以下の観点を示すことで、児童が自身の学びを振り返りやすくしています。

文章を記入した後、児童は自ら「振り返りAI分析」を活用し、客観的なフィードバックを元に自身の記述をさらに深めます。