通常課題とグループ課題を使い分け、「【個人】思考 ⇒【グループ】対話 ⇒【個人】振り返り」の活動を通して考えを深め、生徒の行動変容へつなげる授業実践です。 他者の意見に触れながら自分の経験とも照らし合わせ、よりよい地域づくりのために自分ができることを具体的に考えます。
〈導入〉
「町内会デビュー」の話を読み、登場人物の考えの変化を書き出します。

また、本実践の前に生徒は地域の祭りの片付けに参加していたため、その時の経験や実際に感じたことを想起させ、自分事として課題に向き合えるようにします。

〈展開〉
生徒を3〜4人のグループに分け、スクールタクトでグループ課題を配布します。 生徒は「よりよい地域づくりのために自分たちができること」や「心がけたいこと」をグループ内で話し合います。その際、付箋ツールを活用し、キャンバス上に意見を自由に書き出していきます。
意見が出揃ったところで先生が共同閲覧モードに切り替え、生徒はほかのグループがどのようなアイデアを出しているかを共有します。

〈まとめ〉
今回の授業を通して感じたことや気づいたことを、紙の道徳用ノートに記入して内省します。