連続する正方形をストローで作るとき、必要なストローの本数が文字式でどのように表せるかを考える活動です。生徒は、スクールタクトのキャンバス上で図に直接書き込みながら試行錯誤し、ストローの本数をどのような「まとまり」で捉えるかを考えます。

〈導入〉

教員は、教科書の図形を抜粋して貼り付けた課題を配布します。生徒は、正方形の個数が増えるにつれてストローの本数がどのように変化するかを実際に数え、キャンバスに記入します。

〈展開〉

次にストローの本数の求め方について、教員が教科書で紹介されている式を言葉で説明します。

その後、正方形の数をn個としたときに、それを文字式としてどう表すことができるかを考えます。
この際、生徒はペンツールを使って図のストローを丸く囲んだり、色分けしたりしながら、計算式の意味と図形の構造を結びつけて考えます。
加えて、教員が共同閲覧モードに設定することで、生徒は特徴的な考え方をしている生徒のキャンバスを互いに見ることが可能です。

その後、教員が複数人の回答をピックアップしてプロジェクターなどに投影し、それぞれの式の意味をクラス全体で共有・検討します。

〈まとめ〉

教科書で扱った方法以外の数え方や、独自の視点に基づいた文字式を考える発展課題に取り組みます。生徒は自分の考えをキャンバスに記入し、共同閲覧モードでお互いの回答を見合います。