2024年2月19日、八潮市役所にて、市内のスクールタクト認定マスターの先生による研修が行われました。

研修はハイブリッド型で行われ、現地会場とオンライン会場に、スクールタクトを今後より活用したい先生方が集まりました。

今回、講師として研修を設計・実施されたのは、八潮市立松之木小学校の 木村 裕一先生・平野 敦也先生 のお二人。
スクールタクト認定マスター ゴールドを取得されており、日々の授業や学級活動に、スクールタクトを活用くださっている先生方です。(スクールタクト認定マスターの詳細はこちら

はじめに、平野先生から教育にICTを使うことの意義についてご説明がありました。

「Why(なぜ使うのか)を考える」
「それぞれのクラスの段階・目標・課題にあったICTの使い方がある」
といったメッセージを受けて、参加者の先生方もより納得感を持って、先の操作研修に進むことができました。

まずはムーブパーツを使って、参加されている先生方のスクールタクト習熟度を可視化。

次にお二人がご用意したのは、お互いについて知りながら、自然に基本的な操作を学べる課題です。
会場にいる先生もオンラインの先生も、趣味や興味のあることについて画像やリンクで紹介をしながら、コメントでコミュニケーションを取り合いました。

実践紹介では、木村先生が「教材づくりが楽しい」「評価がしやすい」「授業が楽しい」という3つの観点で、スクールタクトを使う理由についてご説明。

ICTを推進する上では、「使わなければいけない」という気持ちが強くなってしまうこともありますが、「楽しい」という気持ちを前に出したご発表が、とても素敵でした。

書いた意見を即時で共有できることの良さや、発言マップを用いた学び合いの見取り、授業中に使える便利な機能など、実例を交えながらわかりやすく説明してくださいました。

木村先生はご自身の学校でも、
「来年度も隣の先生と『今日の課題良かったから、良かったらやってみて』と、お互いの課題を紹介し共有し合うような場面を多く生んでいきたい」
とお話しくださいました。

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その後は、それぞれの現場ですぐに活用をはじめられるよう、簡単な課題の作り方や共有の仕方についてレクチャー。
参加者同士でコミュニケーションを取りながら、さっそく先生同士での学び合いが生まれていました。

参加された市内の先生からは、
「使える機能ばかりを使っていたが、自分が知らない機能がまだたくさんあった」
「教科だけでなく、道徳や総合でもさらに効果的に活用していきたい」
といった感想の声が寄せられました。

講師のお二人の、参加者に寄り添った温かな声かけや、スモールステップの楽しい仕掛けが非常に印象的な研修でした。
木村先生、平野先生、そして八潮市教育委員会の皆様、ありがとうございました!

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今後もスクールタクトは、ICTの活用促進とより良い授業の実践を、ユーザーの皆様と共に目指してまいります。
学校や自治体などでスクールタクトの導入や活用促進をご検討される方は、お気軽にお問い合わせください。

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