いつもスクールタクト/ClassiNOTE/チームタクト(以後、スクールタクト)をご利用いただきありがとうございます。
このたび行いましたアップデートにともない、以下の箇所の仕様が変更となります。
新機能
選択形式の回答欄
概要
チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウンの形式での選択肢が設定でき、児童生徒が選択肢から簡単に回答できるようになりました。また、回答後にCSVで回答データをダウンロードすることも可能です。
選択式の回答の設定により、アンケートや小テストなどの設問を先生が作成しやすくなりました。これにより、アンケートをGoogleフォームなどの別のツールで作成する必要がなく、スクールタクトだけで作業ができます。
作成した回答欄は課題テンプレートに組み込むことで、ほかの課題にも転用することが可能です。また、文字入力の苦手な低学年でも扱いやすくなりました。
開発の背景
ムーブパーツのように児童生徒が選択肢から回答を選びやすくしたい、また選択された回答をすぐに集計し児童生徒の回答に対応したいというユーザーの方の声を受けて開発しました。
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マイノート
概要
児童生徒が個人で使えるノート機能です。作成したノートは先生が作成した課題を通じて、ほかの児童生徒に安全に共有することもできます。また、作成したノートは児童生徒自身がフォルダー管理することが可能です。
マイノートを使うことで、児童生徒は自身の志向や興味関心に沿ったスタイルで記録を自由に付けることができるので、児童生徒が起点となる学びが実現できます。
開発の背景
児童生徒が自分の興味や関心に基づき自己決定する学習者主体の学びを促進するために開発しました。
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カラーピッカー
概要
スクールタクトで使用できる色が最大1,677万色まで設定できるようになりました。作成したカラーは、カラーボックス内に自動で登録されます。
開発の背景
色のバリエーションを増やしてほしいというユーザーの方の声を受けて開発しました。
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テキストや図形の色をカスタムしたい|スクールタクト ヘルプセンター>
仕様変更
キャンバス(β版)
概要
ペンや図形などが搭載されているツールバーがキャンバスの外に配置されたため、従来よりもキャンバスを広く使えるようになります。
また、ヘッダーやページナビゲーションを非表示にする「集中モード」により、児童生徒はキャンバス作成に集中できます。さらに、集中モードでは、同じ画面内でページ間の移動ができるため、モードを切り替えることなくキャンバスを作成することが可能です。
β版としてのリリースのため、ユーザーのフィードバックをもとに、機能を改良していく予定です。なお、本機能はユーザー自身でON・OFFを選択して使用できます。
開発の背景
先生が児童生徒のキャンバスを切り替えての採点作業がしやすくなるなど、キャンバス作成時や確認・添削の際の利便性を高めるために開発しました。
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回答画面のベータ版について|スクールタクト ヘルプセンター>
回答欄ツールの変更
概要
回答欄ツールに3つの形式ができました。
1.自由形式
テキストを書き込める回答欄
2.選択形式
あらかじめ設定された選択肢から回答を選ぶことができる回答欄
※詳細は前述「選択形式の回答欄」を参照
3.表形式
これまでの「表の作成」ツールの機能が引き続き利用できる回答欄
※詳細は後述「キャンバス上での表の作成に関する変更」を参照
また、これまで回答欄に入力されたテキストデータをCSVダウンロードする際は、回答欄が設置された場所は座標で示されていましたが、今後はそれぞれの回答欄にidが付与され、それがCSVに表示されます。
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キャンバス上での表の作成に関する変更
概要
表の作成に関して、以下の点について仕様が変更されました。
1.「表の作成」ツールが回答欄の1つに組み込まれ「表形式」に名称を変更
2.「表」ツールの新設
「表形式」の回答欄および「表」ツールは、キャンバス左のツールバーから選択できます。
表1:「表形式」「表」で課題配布後に児童生徒ができる編集
開発の背景
前述の自由形式や選択形式の回答欄は、書き込んだ回答をCSVダウンロードによって集計することが可能です。これまでの「表の作成」ツールでも、表のセル内に書き込んだ回答を同様にCSVダウンロードし、集計することができました。そのため、選択形式の回答欄の新設に合わせて「表の作成」ツールを「表形式」として名称を変え、回答欄にグループ化しました。
また、表の上に画像や図形を載せたい、児童生徒が列や行を編集できない形式で表を作成したいというユーザーの方の声を受けて「表」ツールを開発しました。
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テキストツールの改善(位置を指定して生成できるように変更)
概要
テキストツールを任意の位置に表示させることができます。
これまではテキストツールを選択すると、キャンバス中央にデフォルトで表示されていましたが、この仕様変更により複数人でコメントを書き込むなどの共同編集がしやすくなります。
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テキストツールの改善(禁則処理の追加)
概要
句読点・疑問符・括弧類などの記号を行頭、行末に置かない、といった禁則処理に沿ってテキストが自動で改行されるように変更しました。
自分のキャンバスに遷移するボタンの追加
概要
共同閲覧モードの際に、児童生徒が回答一覧画面から自分のキャンバスにワンクリック(画面左上のホームボタンを押下)で遷移できるようになりました。
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キャンバスのページ上限の変更
概要
1つの課題のページ上限が20から40に変更されました。これにより、1ページ/日、30ページ/月で日記を付けるなどといった運用が可能になります。ページの上限が増えたことにより、PDFを複数枚貼るなどもしやすくなります。
高校の科目追加と一部教科の名称変更
概要
以下の高校科目の追加と、一部科目の名称変更を行いました。
追加
(高校)
– 論理国語
– 文学国語
– 国語表現
– 古典探究
– 地理総合
– 地理探究
– 歴史総合
– 日本史探究
– 世界史探究
– 科学と人間生活
– 物理基礎
– 化学基礎
– 生物基礎
– 地学基礎
– ホームルーム
名称変更
– (高校)コミュニケーション英語 → 英語コミュニケーション
– (高校)英語表現 → 英語 論理・表現
– (小中高)総合 → 総合的な学習/探究
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高校4年生の学年の追加
概要
定時制学校などからの要望から、高校4年生が設定できるようになりました。
その他
その他軽微な不具合修正、およびユーザーインターフェースの改善を行いました。