枕草子を踏まえて随筆を書く

国語 中2 いいね機能 コメント機能 共同閲覧モード
 髙岡先生
枕草子を踏まえて随筆を書く
1

随筆のテーマを決める(調べ学習)

随筆を書くにあたって、テーマを考えました。テーマは既習の「春はあけぼの」などから選び、その際に枕草子を読み直したり、友達と意見交換しながら検討しました。

2

随筆を書く(個別作業)

自分で決めたテーマで、スクールタクトに随筆を書きました。

3

他人と随筆で交流する(協同学習)

先生はスクールタクトの「共同閲覧モード」を使い、生徒同士の回答への閲覧を許可しました。合わせて、先生は、テーマと内容があっているか、表現が工夫されているか、比喩や倒置法などが効果的に使われているかという観点ルールを生徒に提示しました。ニックネーム表示(≒匿名表示)にしているので、随筆を誰が書いたか、コメントを誰が書いたかという個人が特定されないため、フラットに安心して相互にコメントもできました。

協同学習
4

発言マップ機能で先生がサポート

先生側の発言マップ機能で生徒間の動きを確認しました。この機能を使って、先生は多く活動している生徒を褒めて、活動していない生徒をサポートしました。

発言マップ
5

WEBQUと組合せて分析

学級生活満足度アンケートの「WEBQU」と連動して、学級経営状態を分析しました。

WEBQU
6

ルーブリックで自己評価をする(メタ認知)

授業の最後に、ルーブリック評価を使い、本時の取り組みを自己評価してもらいました。これにより自分は授業の目的を理解し、取り組めたかをメタ認知しました。

ルーブリック評価

髙岡先生のコメント

「枕草子」の学習を踏まえ随筆を書いてみました。随筆は、自分の体験などから得た考えを文章とするため、私的なものになります。思春期でもある中学生にとって、自分を表現することは恥ずかしいと感じてしまうこともありました。そこでスクールタクトの表示名をニックネームとする機能(≒匿名モード機能)を用いて、生徒の「誰が書いたかわからないので、私的なことを書いても恥ずかしくない」という心理的安全性を高めて、生徒同士の活発な交流を促しました。

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