1
グループで協力しながら英文の和訳を完成させる
生徒全員が予習として150~200語の英文4つの和訳を行い授業に臨みました。先生は、生徒をランダムにグループ分けします。生徒はまず、グループごとに担当部分の和訳を完成させました。その際はテキストや辞書、ウェブサイトを参考にしました。端末はグループに1台として、先生は生徒同士が気軽に話し合えるような質問を投げかけました。それにより普段消極的な生徒にも自発性が見られました。グループで課題に取り組み、協働性や調整力、問題解決能力がつくことを期待しました。
![和訳完成](https://schooltakt.com/wp-content/uploads/2023/09/e0ef00f8ed8b9c2cbc96cd1bc01eea13.png)
2
他のグループの和訳をグループで添削し意見交換する
スクールタクトを共同閲覧モードに設定しました。生徒は他のグループの解答を各自予習した内容と見比べ添削しました。その際は、グループ内で意見を調整し、点数の根拠を明示した上で他のグループと意見交換を行うよう指示しました。グループ活動とすることで指摘が個人攻撃となることを防ぐことができ、率直な意見が出て課題に深く向き合うことができました。
![添削](https://schooltakt.com/wp-content/uploads/2023/09/8d5278d5b9d03f23e576ab93871c02d6.png)
3
途中経過の解説と授業のまとめ
先生は、課題に取り組んだり意見交換する様子を、机間巡視と回答一覧を組み合わせて確認しました。クラス全体に各グループの途中経過を紹介し、文法の誤りの指摘や和訳の根拠に関する聞き取りを行いました。最終的には各グループの和訳を投影し全員で確認し、生徒は自分自身の解答と見比べました。生徒が気づきや意見を臆することなく表現できるよう意識しました。
![まとめ](https://schooltakt.com/wp-content/uploads/2023/09/f2cae8c8c860161b994869bcd0d1f4d9.png)