貼り絵による自画像制作で、写真をトレースして下書きする実践です。
〈導入〉
まず、配布した課題を生徒に説明し、今回のゴールを伝えました。

〈展開〉
最初に、生徒それぞれがタブレット端末のカメラで自分が描きたいポーズの顔写真を撮影し、その画像をスクールタクトのキャンバスに貼り付けるよう指示しました。これにより、生徒は自分の顔を客観的に観察できるようになり、制作活動にもスムーズに入ることができました。

写真のトレースで下書きを作成するため、生徒がキャンバスに貼り付けた顔写真を、「回答一覧画面」からPDF形式でダウンロードして印刷しました。
生徒は印刷した紙の裏側を鉛筆で塗りつぶし、自画像を制作する紙の上に固定します。印刷した顔写真の輪郭線をなぞり書きすることで、自分の顔の特徴を正確にトレースすることができました。下書きの線ができた後は、写真を見ながら、さらに描きたいものを鉛筆で描き足しました。
下書きが完成した後、制作のポイントを説明しました。
生徒は色紙をちぎったり、切ったりしながら貼り絵の作業に取り組みます。
配布した課題には今回の単元の評価点も記載してあるため、生徒はポイントを意識しながら制作に取り組むことができました。
〈まとめ〉
最後に、お互いの作品を鑑賞する時間を設け、工夫した点や気に入っている点を発表し合いました。