スクールタクトを活用して、相手に気持ちがしっかり伝わる手紙を書く授業を実施しました。配布する課題にモデル文を記載して児童がいつでも見返せるようにするとともに、「共同閲覧モード」を活用することで、文章作成に悩んだ児童が友達の表現を参考にしながら意欲的に取り組める環境を整えました。

〈導入〉

まず授業の見通しをつかませた後、手紙の基本的な構成を配布した課題に記載のモデル文を提示します。その後、手紙において自分の気持ちを伝える最も重要な部分が「第2段落」であることを確認し、総合的な学習の時間に取り組んだ「安行原の蛇づくり」の取材からわかったことや驚いたこと、感動したことを書く重要性を伝えました。

「安行原の蛇づくり」の取材メモの例

〈展開〉

児童はスクールタクトの画面上で手紙の型に沿って作文を開始し、取材メモをもとに気持ちを伝える第2段落(本文の四角い枠内)の下書きを作成しました。

手紙の下書き

下書きの途中も「共同閲覧モード」を有効にし、いつでも友達の文章や工夫を相互に参照できるように配慮しました。文章作成に不安がある児童には、まず取材メモから最も心に残っている出来事を1つ選ばせるとともに、共同閲覧モードを使って同じようなテーマで書いているクラスメートの下書きを参考にできるよう声をかけました。下書きが完成した児童から順次提出を受け付け、丁寧に個別指導を行いました。

〈まとめ〉

スクールタクト上で完成させた下書きをもとに、児童は手元にある紙の便箋へ清書を行いました。封筒の宛名書きは、スクールタクトで配信したモデル文を手元で確認しながら進めさせました。最後に、書き終えた便箋を三つ折りにたたんで封筒へ入れ、自作の切手を貼って作品を完成させました。