2021年8月24日
株式会社コードタクト

「これならできる!スクールタクト~校内研修のはじめかた~」を導入校全てに無償で配布

 株式会社コードタクト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:後藤 正樹、以下「当社」)は、当社が提供する授業支援クラウド「スクールタクト」の校内研修をサポートする冊子「これならできる!スクールタクト~校内研修のはじめかた~」を、「スクールタクト」を導入する全校へ無償で配布することをお知らせします。

 

背景

 GIGAスクール構想を受け、全国の公立小中学校で1人1台端末導入が実現された今年度、「スクールタクト」は1,500校を超える全国の学校等で導入され、累計で契約数が100万を突破しました。
 文部科学省は、2021年7月13日に「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等に向けた夏季休業期間中における取組について」を通知(※1)し、全国の学校等に夏季休業期間中の校内研修実施を求めており、2学期以降の本格的な端末の運用が期待されています。
 このような背景を踏まえ、当社は端末活用に向けた先生の負担を軽減すべく「これならできる!スクールタクト~校内研修のはじめかた~(以下「校内研修資料」)」を、全国の「スクールタクト」利用校へ無償配布することを決定しました。

 

校内研修資料でできること

 校内研修資料は、元教員を含む当社のプロジェクトチームが制作し、各校内で行う「スクールタクト」導入研修の事前準備から研修後の振り返りまでを分かりやすく紹介しています。各校の研修ご担当者は、校内研修資料の手順通りに研修を実施することで、研修を受講する先生(以下「受講者」)に「スクールタクト」の活用方法を分かりやすく伝えることができます。
 校内研修資料は下記の通り、必要な知識の習得から端末での準備、模擬授業体験に至る4部構成となっています。
■知識編: 研修ご担当者は、校内研修の計画に必要な知識を習得し、研修環境を準備することができるようになります。
■事前準備編: 研修ご担当者は、研修に必要なスクールタクト上の準備である授業作成から課題作成までを完了することができるようになります。
■生徒アカウント体験編: 研修ご担当者を先生、受講者を生徒とみなし、模擬授業形式での基本操作講習ができるようになります。
■先生アカウント体験編: 受講者同士で模擬授業を行うグループワークや、授業作成に便利な機能の紹介などができるようになります。

 

今後の展望

 当社は、最先端のICTを通じて協働学習を支援し「個の力をみんなで高め合う『学びの場』を創る」ことをビジョンに掲げています。ビジョンの実現のため、現場の先生の声を反映し、様々な授業に対応した使いやすいサービスの開発に取り組むとともに、ICT導入後の活用促進にも力を入れています。
 その一環として、校内研修資料の配布により、研修ご担当者が校内研修を一から準備する負担を軽減し、より多くの先生に「スクールタクト」をスムーズに活用してもらうことで、ICTの活用促進に貢献します。
 今後も、『元教員を中心とした「利活用促進チーム」』や、『教育学・心理学の研究者による「教育総研チーム」』を総動員し、専門性を持って先生に寄り添いながら、ICTの活用促進とよりよい授業の実践に貢献していきます。

※1 「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な活用等に向けた夏季休業期間中における取組について」
https://www.mext.go.jp/content/20210713-mxt_jogai01-000011648_1.pdf