ICT活用を積極的に進めている長野県伊那市が毎年開催している「ICTカンファレンス」。4回目となる今年は11月17日に西箕輪小学校・西箕輪中学校を舞台に、会場とライブ配信のハイブリッド型で開催されました。
今年のテーマは『未来を生き抜く力を育む』。市内外の教職員約100人が参加し、ICT活用教育の実践発表や現場研究を通じてさらなる学びの可能性を切り拓くことを目指しました。
このカンファレンスでは第1回からスクールタクトを使った公開授業を実施していましたが、見学者が事前質問や授業の感想をスクールタクトで共有しあうのは今回が初めてでした。
スクールタクトを介して「公開授業」の実践や「出張教育DXお悩み相談室」、「授業研究会」での意見交換など、オンライン・オフラインの垣根を超えてイベントを盛り上げるお手伝いをさせていただきました。
実際の公開授業では、西箕輪小学校6年生の社会と西箕輪中学校3年生の数学が行われ、双方でスクールタクトを活用した授業構成で進められました。
西箕輪小学校での授業の様子
また出張教育DXお悩み相談室では先生方から事前にお悩みをスクールタクトに記入、それをもとにアドバイスをリアルタイムに回答するという形で活用いただきました。
出張教育DXお悩み相談室の様子
授業研究会でも参加された先生方が公開授業の指導案に対しての質問を事前にスクールタクトに記入し、それをもとにこの日の授業の進め方や意見交換などが活発に行われました。
授業研究会の様子
このようにスクールタクトは授業だけでなく、イベントやカンファレンスなどにも活用いただくことで双方向のコミュニケーションを活性化することができます。今回カンファレンスに活用いただいたことで、スクールタクトの新たな使い方の可能性を見出すことができました。
今後もスクールタクトは、ICTの活用促進とよりよい授業の実践に貢献してまいります。学校や自治体等でスクールタクトの導入をご検討される方は、お気軽にお問い合わせください。
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