YouTubeチャンネル「伊那市教育チャンネル」の第5回・第6回配信にて、スクールタクトの活用事例をご紹介いただきました。
長野県伊那市立手良小学校 伊東先生へのインタビュー形式で、臨時休業中のスクールタクトを使った学びを止めない取組と、その後の継続してのスクールタクト活用で変わってきた、子どもたちの学ぶ姿勢や成果をご紹介いただいています。
驚きの成績アップや、コメント欄に関する指導、児童会での主体的なスクールタクト活用のエピソードなど、現場の先生による実感のこもったインタビューです。
是非ご覧ください!
第5回【schoolTakt で学びが変わった】
この回では、教科学習にスクールタクトを活用いただいた事例をご紹介いただいています。
特に以下の点について評価いただきました。
- 教室がとにかく盛り上がる 「今日はスクールタクトやる?」と子供たちがワクワク
- 学習に苦手意識がある子たちが前向きに取り組む
- 切り取り・貼り付けで自分の作品にできるので、子どもが満足する
- 自宅でもできるので、保護者にもみてもらうことができる
- 白紙の課題を配るだけで授業展開がやりやすい
- 国語の一つの単元をスクールタクトで通してみたら、全員が90点以上、平均97点
- 同じく一つの単元を通した社会や、算数については休校中の家庭学習が年間最高平均点だった
さらに、コメント機能の活用に関する試行錯誤についてもお話いただいています。
スクールタクトを利用し始めた当初は、コメント機能で変な書き込みがあるなど、努力を要する事例も多々あったそうです。しかし、一つ一つ丁寧に説明し、徐々に建設的な場になっていったそうです。
スクールタクトのコメント欄をオフにする機能を付けていない理由は、まさに「学校は安心して失敗が出来る場である」という当社の思想からです。先生方の大変な努力に支えられてこそですが、社会に出て、人を傷つけるような発言をする前に学校で学ぶという取り組みの一助になれればと考えています。
第6回【schoolTakt で学びが変わった_児童会編】
この回では児童会での取り組みや、タブレットの活用方法全般について、以下のような事例をご紹介いただきました。
- 児童会で必要だった表彰状を、子ども自身がスクールタクトで作成できた
- 児童総会の質問意見収集にスクールタクトを活用したところ、指示もしていないのに、自主的にコメントを送り合い、建設的な意見交換が行われた
- 卒業にあたり1~6年生までの思い出を劇にする取り込みの中で、思い出をスクールタクトでみんなで書き、ワードクラウドで共有したところ、忘れていた思い出が発掘されるなど盛り上がった
- 一人一台端末により、授業以外の活動でも何にでも使えると感じた
- 良いと思う友達の意見に対してスクールタクトで感想や意見を書いてもらう取り組みを始めたところ、口頭での会話はなくてもスクールタクトを通してお互いの考えを行き来させ、深まる授業ができた
- 端末の持ち帰りができると、宿題を先生が出すのではなく生徒が考える、持ち寄るなど、宿題のあり方が変わる可能性も感じた
また、伊東先生は、タブレット・端末というと調べ学習を考えがちだけれど、子どもはタブレットを持っているだけで意欲的になるので、まずは写真や動画を取って共有することから始めることが大事とおっしゃいます。そのように活用していくなか生まれてくる変化等についても動画内で触れていただきました。
まずは触れてみる、白紙でできる課題に取り組んでみるなど、先生自身が楽しみながら出来るところからはじめていただき、ぜひ伊東先生のおっしゃる「タブレットマジック」を体感いただけると幸いです。
※「伊那市教育チャンネル」 は、伊那市内の教育実践を発信しているYouTubeチャンネルです。