【事例発表】<-ClassiNOTE (schoolTakt)が ICTと授業をつなぐ-大宮北高校の取り組み> 2019.11.05

 2019年9月17日、ホテル両国アネックスホールにて開催のイベント 第60回教育委員会対象セミナー「IT機器の活用と管理、研修ICT機器の整備計画/校務情報化の推移」に、さいたま市立大宮北高等学校メディア管理部主任の筒井賢司教諭がご登壇されました。ご登壇された様子を取材させていただきましたのでお伝えいたします。

第60回教育委員会対象セミナーイベント情報はこちらです。

■ICTとアクティブラーニングの融合を目指された4年間


 「生徒全員タブレット活用を軸とした、ICTとアクティブラーニングの融合」をテーマに、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校4年目を迎え、ICT環境の再編に取り組まれつつ、文部科学省「第3期教育振興基本計画を踏まえた、新学習指導要領実施に向けての学校のICT環境設備の推進について」に掲げられた整備環境Stage1-4のうち、Stage4を実現された過程や今後の改善策など、環境整備と学習の変化についてお話しされました。

引用元:第3期教育振興基本計画とICT環境整備の推進(文部科学省)

■筒井先生の想いと大宮北高校のICT環境の変化

  筒井:2015年より理数科生徒に一人一台端末を貸与し、それを軸にネットワークや電子黒板を構成、全クラスに電子黒板機能付きプロジェクタを設置し、機器の整備を進めました。2017年4月から新入生全員のタブレット利用を開始、Classiによる日々の連絡や模試データとの連携・学習記録での活用がメインでした。現在では、ポートフォリオ・Webテストやアンケートにも活用を広げ、学校生活の中にすっかり溶け込んでいます。
  数年かけて【整備環境stage4】までICT環境を整えてきましたが、そのためには高い導入コストがかかります。その投資に理解を得るためには、「ICT設備の充実により、アクティブラーニングが効果的に実施され、学びが豊かになる」という生徒の学びの質が高まる授業が実施されることが重要でした。
  学びを革新するアクティブラーニングを支えるのが「一人一台の端末と授業支援ソフト」であり、
「一人一台の端末と授業支援ソフト」を活かした授業改善が生徒の学びの改善に繋がります。そこで、「授業でのICT活用」を広げるべく、アクティブラーニングに特化した授業支援システム【ClassiNOTE powered by schoolTakt】を2018年度より開始しました。現在、ICTを活用した授業スタイルのバリエーションが広がり続けています。
  市立4高校で共有しているネットワークシステムは、今年度更新されます。生徒へのWi-Fi開放、Classi費用の市負担等、授業での活用を中心に、学習環境のさらなる改革を目指していきます。

■取材後記
 授業支援ソフトClassiNOTE powered by schoolTaktがあることで、ICTと授業を結びつけ、授業スタイルが革新されるということを、実際の授業動画を交えながらご紹介いただきました。
 ネットワークや端末の整備、現場の先生や生徒のICT活用段階に合わせて環境づくりをサポートされながら日々邁進される筒井教諭、大宮北高等学校を、今後もClassiNOTE powered by schoolTaktを通じてサポートして参ります。

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