【イベント】自律型組織の土台を作る主体的な学びのデザイン 2019.10.04

2019年10月11日(金)19:00~20:30に、オンラインビデオ会議システムzoomを使用したイベントを開催します。弊社代表後藤も登壇いたします。イベントの概要を下記に記載いたします。

20世紀の大量生産・大量消費社会を支えたのは、学校教育によって標準化されたものの見方や考え方でした。それが、社会という巨大な「機械」の部品として、人間が働くことを可能にしてきたのです。

しかし、インターネット元年と呼ばれた1995年を境に、社会構造は大きく変化してきました。社会は、巨大な「機械」というよりも、巨大な「生態系」と呼ぶのにふさわしい様相を呈しています。

複雑に入り組んだ関係性のネットワークの中で、発生する出来事を単純化して、原因と結果の関係性で理解することは困難になっています。

誰もが正解を持たない時代に突入すると、「指示を待つ」のではなく、「状況に応じて自分で考えて対応し続ける」という態度が、あらゆる場面で重要になってきます。

そのような時代背景の中で、ティール組織のような生命的な組織形態が注目されてきています。私たちが受けてきた教育は、「正解をインストールし、そのやり方に沿って素早く処理する」という方法に偏っています。それは、受動的な学習者を育成するデザインとなっており、自分で考えて、現場で対応していくことが必要とされる現状との不一致が拡大しています。

猛烈な勢いでテクノロジーが進歩している今、それらを組み合わせて、自律的な組織になっていくための学びをデザインするとしたら、どのようなものになるのでしょうか?社会人大学院であるEssential Management Schoolでは、対面での講義、オンラインでの講義、講義録画を視聴した後のオンライン対話という3つの参加形態を取り、スクールタクトという協働学習のプラットフォームで振り返りを行うというやり方で学んでいます。

これは、受講者の様々な関わり方を、豊かな学び合いに結びつけていく新たな学びのデザインであり、セルフマネジメントとテクノロジーが融合した学びの姿でもあります。

「反転授業の研究」の主催者であり、Zoomを使って様々なオンラインの学びをデザインしてきた田原真人と、協働学習のプラットフォーム「スクールタクト」の開発者である後藤正樹の二人が、未来を見据え、望ましい学びとは何かについて対談します。

<こんな人に参加して欲しい>
・ティール組織における人材育成とはどのようなものになるのか?に関心がある人
・テクノロジーを有効活用した次世代の学びに関心がある人
・組織を自律分散型に変えていくために、学びをどのようにすればよいのかを知りたい人
・多様な個性が、学びに繋がっていくような学習デザインに関心がある人
・EMSの学びのデザインをメタ認知して理解したい人

◆日時:10月11日(金)19:00~20:30
◆参加費:無料(寄付に御関心ある方はお問合せください。)
◆場所:Web会議ツールZoom
https://zoom.us/j/741282233
※Zoom初めての方への説明もお送りしますので、安心してご参加ください。(下記コメント欄に御希望をお書きください。)

<登壇者プロフィール>
●田原真人(たはらまさと)
「反転授業の研究」主宰。『Zoomオンライン革命』著者。主体的・対話的で深い学びをオンラインで実施するオンライン反転授業を確立し、自己組織化ラーニングファシリテーターを養成している。いのちのはたらきを土台に据えて、学び、組織、社会を再構築するための取り組みを、6カ国から集うリモート組織「与贈工房」の仲間と一緒に行っている。

●後藤正樹(ゴトウマサキ)
「スクールタクト」の開発者として、未踏スーパークリエータ認定を受ける。ICTを通じて、個別探求・協働学習・振り返りを支援し、みんなが自由にそして相互に承認されたチームワークあふれる「学びの場」を創るため株式会社コードタクトを創業。
プロ指揮者、教育心理学者としても活動している。
主催:Essential Management School
共催:与贈工房、スクールタクトのfacebookコミュニティ

お申込みは以下のFacebookイベントページからお申し込みください。
https://www.facebook.com/events/2444526765823319/
また、興味はあるがFacebookアカウントをお持ちでない方は下記からご連絡くださいませ。
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